Adobe Prelude

メディアファイル管理とメタデータ入力ができるログ作成とビデオ取り込みツール

映像コンテンツのタグ付けとトランスコード、およびラフカットの作成を、Preludeですばやく実現。ビデオ取り込みおよびログ作成用のこのツールでは、直観的かつ効率的にメディアを編成して、メタデータを入力できます。Adobe Premiere Proに手軽に変換できるため、ビデオ制作の全工程を通じてスムーズなコミュニケーションと整理が可能です。Creative Cloudでのみご利用いただけます。

Creative Cloudは、ユーザー、ユーザーのコンテンツ、アプリケーション、サービス、ハードウェア、学習コンテンツ、コミュニティを結びつけて創造性を発揮できるようにするためのプラットフォームです。これによって、企業のお客様は、共同作業や優れた作品の制作に必要なクリエイティブツールやサービスを利用できるとともに、ソフトウェア管理も迅速、簡単、柔軟におこなうことができます。

Creative Cloudに最近追加された新機能のすべてを紹介します。


主な機能

  • タグ付けパネルとテンプレート— カスタマイズされたタグテンプレートを作成し、素材をレビューする際にシングルクリックで追加できるため、ショットのログ記録作業が大幅にスピードアップします。入力することなくメディアにメタデータを追加でき、タイプミスもありません。タグテンプレートドキュメントは、複数のプロジェクト、コンピューターおよびユーザーで共有して再利用できます。
  • ラフカットを効率化— ラフカットの作成は、使用するショットのドラッグ&ドロップと同じくらい簡単になりました。タイムライン上でクリップをリップルトリミングするだけで、必要なカットを作成できます。
  • Prelude Live Logger— iPadを使って、あらゆる場所で、迅速かつ簡単に撮影メモを記録し、注釈をPreludeに取り込んでファイルベースの素材に追加できます。

 

 

  • マーカーリストの書き出し— プリントされたマーカーのリストを使用して、メディア内のコンテンツをすばやくレビューできます。制作ワークフローを通じてメディア内のメタデータを記述するラインアイテムを使用して、チームメンバーにアクションを簡単に説明できます。
  • メタデータの活用— カスタムメタデータテンプレートの作成が可能なので、取り込み作業の一環として、重要な情報を簡単に収集できます。メタデータは、キーボードからリアルタイムに入力することも、Adobe Storyで作成されたスクリプトから直接追加することも可能です。Preludeでは、すべてのメタデータが検索可能であるため、必要な素材を容易に見つけることができます。
  • ファイル検証レポート— 業界標準のファイル比較機能によって、取り込みワークフローでの悩み事が解消されます。問題がある場合は、Preludeによって、影響を受けるすべてのファイルのリストが作成されるため、メディアの利用できる部分を常に把握できます。

 

 

必要システム構成

Windows

  • インテル第6世代以上のCPU
  • Microsoft Windows 10(64ビット版、バージョン1703以降、必須)日本語版
  • 16GB以上のRAM(32GB以上を推奨)
  • 4GB以上のRAMを搭載したGPU
  • アプリのインストールとキャッシュ用およびメディアの一時的な空き容量として、内蔵型高速SSDを推奨
  • 1,920x1,080以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
  • 7,200RPM以上のハードディスクドライブ(複数の高速ディスクドライブを推奨)
  • マルチメディア機能を利用するには、QuickTime 7.6.6が必要
  • GPU高速処理を利用するには、アドビ認定のGPUカードが必要
  • 必要なソフトウェアのライセンス認証、サブスクリプションの検証およびオンラインサービスの利用には、インターネット接続および登録が必要です*

macOS

  • インテル第6世代以上のCPU
  • macOS 10.12以降(ハードウェアアクセラレーションには10.13以降が必要)
  • 16GB以上のRAM(32GB以上を推奨)
  • 4GB以上のRAMを搭載したGPU
  • アプリのインストールとキャッシュ用およびメディアの一時的な空き容量として、内蔵型高速SSDを推奨
  • 1,920x1,080以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
  • 7,200RPM以上のハードディスクドライブ(複数の高速ディスクドライブを推奨)
  • マルチメディア機能を利用するには、QuickTime 7.6.6が必要
  • GPU高速処理を利用するには、アドビ認定のGPUカードが必要
  • 必要なソフトウェアのライセンス認証、サブスクリプションの検証およびオンラインサービスの利用には、インターネット接続および登録が必要です*

 

FAQ

Adobe Premiere Proを既に使用していますが、なぜPreludeを使用する必要があるのですか?

Preludeは、シンプルなユーザーインターフェイスにより、ビデオ素材の取り込み、検証、およびログ作成を効率化します。Preludeを使用すると、メディアにタグ付けしたり、Adobe Premiere Proで使用できるラフカットを作成したりすることで、特定の素材に演出や画像整理のためのコメントを追加できます。1つの直感的な環境で、ファイルベースの素材をすばやく簡単に取り込むためのツールが提供され、メタデータの入力および流し込みを制作過程全体で確実に実行できるので、プロジェクトの進行、素材の管理、制作業務が効率化されます。Preludeで入力したメタデータはAdobe Premiere Proに読み込まれるので、ワークフロー全体を通じて重要な情報をフレーム単位で正確に伝達できます。Preludeはオープンプラットフォームであり、カスタマイズによってサードパーティ製のテクノロジーや管理システムとの連携が可能です。ノンリニア編集システムに不慣れなスタッフにとっても使いやすいインターフェイスを備えるPreludeは、編集担当者とプロデューサー、アシスタントとが共同で作業を進めるのに最適な環境です。

 

 

   

*ユーザーの皆様へ:この製品のライセンス認証をおこなって使用するには、インターネット接続、Adobe ID、使用許諾契約への同意が必要です。本製品は、アドビまたはサードパーティのオンラインサービスに連携またはアクセスできる場合があります。アドビのサービスは、13歳以上のユーザーのみを対象としており、その使用には追加の利用条件およびアドビのプライバシーポリシーに同意していただく必要があります。これらのアプリケーションとサービスは、国や言語によっては提供されていない場合や、ユーザー登録が必要な場合があり、予告なく変更または中止となることがあります。また、追加料金やメンバーシップ費用が適用される場合もあります。